2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

成人責任

体だけは大きいのに 脳内環境も感情制御も 精神発達も 赤ん坊のままの人間を大人だと 勘違いしている大人は多い 冷静に考え、観察すれば、自分を育ててきた親、教育者、社会的権威者が本当に成熟した成人であったか、彼らが真に規範にするべき対象であったか…

思いやり

自分を思いやれなくて 他者を思いやれるはずがない 思いやりたくても どうすればいいか わからないだろう

愛は 束縛や条件づけとは 一切関係がない 愛は ただ自由を許す 愛する相手が 自分を愛さない自由を許す それでもなお 犠牲を伴わずに 相手を愛し続けることを幸せだと感じる 相手に執着し なくてはならない存在にまつりあげることとは 何の関係もない 故に …

バカほどものを考える

バカほどものを考える 己が何か知っているという奢りに囚われて バカほどものを解決しようと試みる 己に力があると証明したくて それらをすればするほど己の無知と無力を認識するばかり そして すればするほど 認識を否定したくて さらなる思考と証明の マイ…

安定した人生を送るためには

安定を求めるから不安定になる 他人や社会 企業や国家 家族や体制というシステムに安定を求めるから 不安定になる それらはもとから不安定なのだ 不安定な人間が作っているのだから安定するはずがない 不安定に対する恐怖は 子宮内に着床できず 母胎に引っ張…

不況の結末

コンビニもスーパーもない場所で飢えたとき 紙幣は何の役にも立たない 飢えから人を救うのは 大地が育てた米であり 小麦であり野菜であり 海が育んだ魚や貝 人間は地球に養われているのだ 現金に命は養えない カネは人を育てない 流通価値が無くなれば 交換…

離乳の失敗

なにものにも依らず なにものにも頼らず 生きていける意識の本質この具現化以上のエクスタシーは望めない 肉に隷属し 他人の観念システムを疑いもせず 生きていけるというのはある意味幸せである そして、そんな生は生きているのではなく、惰眠を貪っている…

誰かに死ねと言われたら

誰かに死ねと言われたら そんなことはお前に命令されることじゃないと なぜ言わない?敵に手を貸し自己を破滅に追いやっているのは自己自身 夕飯にカレーを食え!と他者に命じる権利も資格もこの世の誰にもないがごとく他者の生き死にに、命に指令を出せる存…

馴染みの関係

馴れ合いの中には成長も安らぎもない

子を喰らう母 毒になる大人

すでに家族とは墓場か地獄の代名詞でしかないにもかかわらず 地獄の存続なくして、国家も企業も産業もあり得ないそれゆえ、家族は国家と企業と産業と すでに生まれて退化の極限に落ち込んだ大人の 膨張し、限界を見失ったエゴの存続のためだけに 形態を維持…