苦しみは愚者の娯楽

終着点を決めるのは
未来を恐れているからだ

この先の時代
何が起こるのか
まったく誰にも予想はできない


新たな航海に出ようとする冒険者
思考が現実をつくるというひからびたバラダイムにも嵌まらない

それは過去の次元のもの
新たな冒険者
多次元に同時に存在し
あらゆる経験を思いのままにする


富豪でありながら
極貧であり
医者でありながら
患者であり
犯罪者でありながら
聖者であり
女でありながら
男であり
老人でありながら
胎児であり
風でありながら
大地であり
雲でありながら
花であり


すべてがただのゲームでしかない
遊びでしかないと気付き知ることは
幼いエゴには過酷なこと

真実は愚かものには痛みを与える


そして
愚かものには苦しみが最高の娯楽

ほかに暇潰しの策がないゆえ