72年後のクリスマスにケイシーを偲ぶ

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■□■ 72年後のクリスマスにケイシーを偲ぶ □■□ 0092号

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このメールは日本エドガー・ケイシーセンターからのご案内配信を希望された方にお送りしてい
ます。
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　12月ももう下旬となり、間もなくクリスマスを迎えますが、ここ数年、クリスマスは昔と違
ってハロウィンのような騒がしさはなくなって来たように感じます。

　今から72年ほど前の1944年の秋、エドガー・ケイシーがいたアメリカでも第2次世界大
戦が終わりを迎えようとしているきびしい状況の中、ケイシーは出兵している2人の息子のこ
とを気にかけつつも、多くの人から毎日山のように寄せられる手紙や電報の相談に対してのリ
ーディングに限りなく答え続けていました。

一人でも多くリーディングをとろうとするあまり、1日2回(午前と午後1回ずつ)だったリー
ディングは、多い時で1日8件に達するまでになり、妻のガートルードが催眠暗示を与えてい
ないうちに、ケイシー自身が自発的に催眠状態に入り、何も質問されていないうちに答えを言
ってしまうという様なこともしばしば起きるようになったと言います。

行方不明の兵士の身内から、まるで洪水のように相談の手紙が届いたそうですが、骨をけずるよ
うにしてリーディングをとり続けていたケイシーは、この頃には過労により完全に健康を害し
てしまいました。

心配した妻のガートルードがリーディングで、「どのようにしたらこの身体は毎日の事務から生
ずる心配と憂慮を払いのけることが出来るでしょうか?」と問いかけると、リーディングの答
えは、素っ気無く「仕事をやめることだ」ということだったそうです。

反対を押し切り精力的にリーディングをとり続けていたケイシーでしたが、とうとう過労により
倒れ、近くの療養所に入院・療養することになりました。

11月末の感謝祭の頃にはなんとか自宅に戻って来れました。ケイシー自身、帰って来れたこと
をとても喜んでいたようでしたが、身体はかなり衰弱した状態で、ケイシーは力なく寝室の窓
から見える湖に目をやり、その様子をじっと眺めていたと言われます。

クリスマスの今頃も、ケイシーは静かに家族や職員、会員としてサポートしてくれている人々に
見守られながら過ごしていたのかと思いますが、新年を迎えて間もなくの1月3日の夕刻に、
ケイシーは静かに旅立ちました。

ケイシーが亡くなる直前の元旦。タイピストとして長年傍で働いていた女性(メイ)とケイシー
はこんな話をしていたそうです。

「すっかり準備ができたよ。1月5日の金曜日に、治ることになったんだ。」

後にメイは理解することになるのですが、ケイシー自身の奇跡的治癒は、確かに言う通り金曜日
に起こるのです。しかし、それは「向こうの世界の扉」の向こう側においてだったのです。

それから3ヵ月後の復活祭の朝、妻のガートルードも後を追うように亡くなりました。しばらく
して、復員し戻って来た長男のヒューリン・ケイシーが、父ケイシーが作り上げた協会をまと
め、多くの人の力を得て、ケイシーの元の病院を買い戻したり、リーディングの記録保管室も
再開したりという活動を精力的に行い、それが現在のアメリカ財団本部AREとなりました。

この季節、クリスマスと新年を迎えるにあたって、72年前のケイシーの献身的努力、その当時
のケイシーの想いなどに、わたしたちも想いをはせてみたいですね。


※ ケイシーの伝記についてはこちらの書籍が参考となります
http://goo.gl/QpkdeL



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　 講座やセミナーのご案内
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　　☆満席となりました☆

  • ECCJ 12月年末講座 「主の恵みを讃える」

【開催日】 2016-12-25 (日)

【開催時間】 14:30 - 16:45

【開催場所】 渋谷区 国立オリンピック記念青少年総合センター
センター棟1階106号室

【参加定員】 40名(要予約)

【参加費用】 会員:2,000円　非会員:3,000円
【支払方法】 当日払い

【講師】 日本エドガー・ケイシーセンター　光田 秀

【内容】 講座開始時刻が変更されています!　ご注意願います。

今回の講座は、ケイシーセンターの年次総会の後で行いますので、講座の開始時刻がいつもより
1時間遅くなっております。お間違いのありませんよう、よろしくお願いいたします。

　「主の恵みを讃える」
　毎年、年末には主イエスについての学びを深める講座を開いておりますが、今年は私達の罪咎
を許し、清め給う「主の恵み」について、ケイシーのリーディングをもとに考えたいと思いま
す。
　そして、罪無き方でありながら、われらを救い出すために地上に入って下さった主の御恩を心
に刻み、新しい年を霊に満たされて生きる決意を新たにしたいと思います。時間があれば、い
くつか賛美歌を練習して最後の締めくくりとしたいと思います。皆さまのご参加をお待ちして
おります。
【お申込み】 日本エドガー・ケイシーセンター事務局
　http://edgarcayce.jp/?seminar