異なる目的地

無自覚に生き続けてしまえば、諦めてしまう


父母が諦め祖父母が見失い曾祖父母には許されなかったであろう
生の本質的目的の道

選ばれた者にのみ開かれた未知の領域へのクォンタムリープ

猥雑な生の次元で手に入れたすべての観念、認識パターンとの別離

人間というものへの惜別哀れみ同情

それが愛なのだという甘美な知覚錯誤

親・家族という巧妙な罠、人格という檻

すべてが無自覚なままに自ら構築してしまった透明な牢獄

古びた認識の終焉

そんな地平に我が身が立ってよいのか?

エゴはNOと言い、精霊はYESと言う

これがすべての全人類の葛藤の源

人類存続のエナジー

われは存在する というエゴの幼稚な矜持

なにものも存在していないという真実への抵抗

存在は有り得ない

エゴは悲しむが